総額が11,000円で収まる条件は、高さひとつ
庭に木が1本あって、切ったらいくらになるのか。
ここを先に知りたい人がまず引っかかるのは、たいてい金額そのものではなく「あとから何が足されるのか」だと思います。
切った木の山が庭に残って、その処分でまた請求が来るのではないか、という不安です。
川口伐採サービスの料金表では、樹高3m未満の木が1本あたり11,000円(税込)です。
作業は2名で約1時間を見込んでいます。
樹高というのは、地面から木のてっぺんまでの高さのことです。
そしてこの金額には、枝を落として幹を短く輪切りにし(玉切り、といいます)、それをトラックまで運び出して処分場に持ち込むところまで含めています。
作業が終わってから処分費を追加で請求することはしません。
木の量が読みにくいのは切る側の仕事なので、その分をあとからお客さまに回さない前提で金額を組んでいます。
つまり、処分をどうするかで総額が動く心配はありません。
残る変数は高さです。
その木が3m未満なのか、それとも超えているのか。
ここが分かれば、総額はほぼ見えます。
巻尺を当てられない木を、3m未満かどうか見分ける
庭木の高さは巻尺では測れません。
てっぺんに端を当てられないからです。
かわりに、身の回りの長さを物差しにして積み上げます。
自分の身長を2つ積む
いちばん手軽なのが自分の身長です。
木の幹に背中を当てて立ち、頭の先が幹のどのあたりに来るかを目で覚えます。
枝の分かれ目や、幹の色が変わっているところなど、目印になる箇所があると正確になります。
次に少し離れて、その目印から上に同じ長さがいくつ積めるかを数えます。
身長170cmなら、2つ積んで340cm。
2つ積んでもまだ届かないなら3mを超えています。
1つ半で足りるなら3m未満です。
この方法は、木が斜めに立っている場合だけ狂います。
傾いた木は幹に沿った長さより地面からの高さが低くなるので、幹をなぞらず、てっぺんの真下の地面から垂直に見るようにしてください。
家の部位を物差しにする
木のそばに家や塀があるなら、そちらを使うほうが早いです。
玄関ドアの高さは2m前後のものが多く、これが1つの区切りになります。
ドアより頭ひとつ高い程度なら、まだ3mには届きません。
コンクリートブロックの塀があれば、より正確に見当がつきます。
ブロックは高さ19cmで、目地を入れると1段あたりおよそ20cmです。
塀の上端から木の先端までがブロック何段分に見えるかを数え、塀自体の段数と足せば高さになります。
合計で15段分なら3mです。
2階建ての住宅なら、2階の床のあたりが地面から3m前後になることが多いです。
2階の窓の下端と木の先端が同じくらいに見えるなら、その木は境目にいます。
屋根を明らかに越えているなら、3mどころではありません。
晴れた日は影で測る
日が出ている日なら、影を使う手もあります。
木の影が地面にまっすぐ伸びる場所と時間を選び、その影の長さを歩幅で測ります。
同時に、自分が地面に立ったときの影の長さも測ります。
自分の影が2歩、木の影が5歩なら、木の高さは身長の2.5倍です。
170cmなら425cmで、3mを大きく超えていると分かります。
影が隣家の敷地や壁にかかると測れないので、使える現場は限られます。
それでも、木のまわりを歩けない狭い庭では、離れた場所から判定できる利点があります。
川口で伐採を頼むとき、3mを超えると金額はどこへ動くか
測った結果が3mを超えていた場合、金額は段ごとに変わります。
| 樹高 |
1本あたり・税込 |
目安の作業 |
| 3m未満 |
11,000円 |
2名・約1時間 |
| 3〜5m |
27,000円 |
2名・約2時間 |
| 5〜7m |
52,000円 |
2名・約3.5時間 |
段が上がるほど、切ってから下ろすまでの手数が増えます。
3m未満なら地上から届く範囲で片づきますが、5mを超えると幹の上のほうで足場を作る必要が出て、時間が倍以上かかります。
金額の差はここから来ています。
境目に見える木をどう考えるかですが、高いほうの段で見込んでおくのが安全かと思います。
実際に測って低い段だった場合に金額が下がるぶんには困りませんが、逆は困るからです。
7mを超える木と、電線に近い木は、料金表に金額を載せていません。
現地を見てからお見積もりをお出しします。
なお川口市の東側にある安行のあたりは古くからの植木の産地で、住宅地の中にも大きく育った庭木が残っています。
手を入れずに何十年か経った木は、3mどころか屋根を越えていることが珍しくありません。
高さ以外に、総額を動かす3つ
高さが決まっても、次の3つで総額は変わります。
本数です。
切る木が2本あれば、それぞれの高さの段に応じた金額が積み上がります。
3本以上になると搬出をまとめられるので、一式でお見積もりをお出しします。
切り株を抜くかどうかです。
伐採は地際で切るところまでなので、株は地面に残ります。
抜根まで頼む場合、幹まわり30cm未満で22,000円、30〜60cmで44,000円(いずれも税込・1株あたり)が伐採の金額に加わります。
株を残したまま後日あらためて抜こうとすると、そのあいだに塀や物置ができていて掘りにくくなり、同時にやるより高くつきます。
跡地を駐車場や物置にする予定があるなら、切るときに一緒に決めておくほうが安く済みます。
木を倒せる空間があるかどうかです。
庭先まで軽トラックが入り、幹を倒せる余地があるなら料金表どおりです。
隣家との間隔が狭かったり電線が近かったりして倒せない場合は、木に登って上から少しずつ切り下げる方法に切り替えます。
この方法は作業のしかたで工数が数倍変わるため、料金表に金額を載せず、現地を見てからお出ししています。
出張費については、無料になる範囲を整理している途中です。
決まっていないものを決まっているように書けないので、ご依頼の前に必ずお伝えします。
測った日に、写真を3枚だけ残しておく
高さの見当がついたら、その場で写真を3枚撮っておくと後が早いです。
1枚目は、木のそばに人が立った状態で全体が入る位置から。
高さの根拠がそのまま写るので、こちらが金額を見込むときに一番効きます。
2枚目は根元だけを寄りで。
幹の太さが分かると、抜根の金額がどちらの段になるか見当がつきます。
3枚目は、木から道路までの通り道です。
切った幹を運び出す経路の幅が、作業時間を左右します。
写真だけで確定金額を出せるわけではありません。
搬出経路の段差や、隣家との実際の距離は、現地に立たないと分からないからです。
それでも、おおよその金額をお伝えするところまでは写真で足ります。
今日やることは、身長を物差しにして木の高さを数え、その状態を3枚撮っておく。
これだけです。
この記事に関するよくあるご質問
- 庭木1本の伐採が11,000円で収まるのは、どのくらいの高さまでですか
- 樹高3m未満の木を1本切る場合が11,000円(税込)です。
作業は2名で約1時間を見込んでいます。
この金額に、枝を落として幹を輪切りにし、運び出して処分するところまで含めています。
作業のあとで処分費を別に請求することはしません。 - 巻尺を当てられない木の高さは、どうやって測ればいいですか
- 身長を物差しにする方法がいちばん手軽です。
木の幹に手を当てて立ち、自分の頭の位置が幹のどこに来るかを覚えて、そこから上に同じ長さが何個積めるかを数えます。
身長170cmなら2つ弱で3m前後になります。
ほかに、住宅の2階の床のあたりが地面から3m前後になることが多いので、2階の窓の下端と見比べる方法もあります。 - 3mを少し超えていたら、金額はどう変わりますか
- 樹高3〜5mは1本あたり27,000円(税込)、5〜7mは52,000円(税込)です。
段が上がると金額も上がるため、境目に見える木は高いほうの段で見込んでおくと、あとで金額が上振れして驚くことがありません。
7mを超える木は現地を見てからお見積もりをお出しします。