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台風前に切るか迷う庭木は幹の傾きで分ける 〜正面と真横から見る〜

台風の予報を見て庭木が倒れないか心配になったときに、冬を待たずに動いたほうがよい木かを幹の傾きで見分ける手順です。正面と真横の2方向から見る方法と、連絡する前に写真と一緒にまとめておく情報を書きます。

住宅の庭に植えられた木の幹と、そのまわりの地面
写真はイメージです

季節で決めてよい木と、季節を待たない木

ふだん、庭木を切る時期は葉のつき方で決めます。落葉樹なら、葉が落ちている冬のあいだ作業しやすい時期です。常緑樹は、真夏と厳寒期を避ければ通年で切れます。

ただ、この目安が使えるのは、木が今の姿のまま立っていられる場合だけです。幹が傾いている木や枯れている木は、時期を待つ話ではありません。台風の予報を見て思ったなら、季節の目安はいったん脇に置いて考えたほうがよい場面です。

とはいえ、迷っている方の多くは決める材料が手元に無いのだと思います。この記事では、その材料をひとつに絞りました。どこに立って何を見れば、ほかの人にも伝わる形になるかを順に書きます。

幹の傾きは、正面と真横の2方向から見る

傾きは、1方向から見ただけでは分からないことが多いです。木が奥の方向に傾いていると、正面からは幹がまっすぐ立っているように見えます。道路側からは何ともないのに、隣家側に回るとはっきり傾いていた、ということが起こるのはこのためです。

見る手順は次の3つです。

  1. 根元から先端までが1枚に収まる位置まで下がって立つ
  2. 木を中心に90度ずれた位置へ移り、もう1か所に立つ
  3. それぞれの位置で、建物の角や電柱など、まっすぐ立っている物を幹と同じ画面に入れて撮る

1で離れるのは、近くから見上げると角度がゆがんで、傾きなのか見え方なのか区別がつかなくなるからです。3で縦の基準を一緒に写すのは、空を背景にすると、カメラが傾いているのか木が傾いているのか、あとで写真を見ても判断できないためです。庭が狭くて90度回れないときは、回れる範囲で角度を変えて2枚撮れば足ります。

前から傾いていたのか、最近傾いたのか

同じ角度でも、長いあいだその形で育ってきた木と、最近になって角度が変わった木とでは、現地で見るポイントが変わります。スマートフォンに残っている庭の写真をさかのぼって、同じ方向から写っている1枚を探してみてください。

あわせて根元の地面も見ておきます。幹が傾いている側と反対側の土が盛り上がっていたり、地面に割れ目が走っていたりする場合は、根のほうが動いている可能性があります。どちらにしても、急ぐかどうかを見分けたいのではありません。一言添えるだけで、現地で見る順番が決めやすくなります。

傾いた先に何があるかを書き出す

傾きの向きがわかったら、その延長線上に何があるかを見ます。倒れるとすれば、傾いている側に倒れることが多いからです。

  • 自宅の窓や屋根
  • 隣家の建物や塀
  • 道路や駐車している車
  • 電線

ここは、紙かスマートフォンのメモに1行で書けば足ります。くらいの書き方で十分です。

これが大事なのは、作業のしかたがここで変わるからです。傾いた先に倒すスペースが無ければ、木を倒さずにロープで登り、上から順に切り下げます。この方法は工数が大きく変わるため、料金表の金額ではなく、現地を見てからお見積もりをお出しします。枝や幹が電線に触れている場合は、作業の前に電力会社への連絡が必要になることがあり、その確認も提携業者が行います。

枯れていないかも同じ日に見る

傾きを見に庭へ出たついでに、葉のつき方も見ておきます。まわりの木が葉をつけている時期に、その木だけ、あるいは片側の枝だけ葉が出ていないなら、その範囲を写真に入れておきます。枯れている木も、傾いた木と同じく時期を待つ話ではありません。

川口の伐採で、台風の前に連絡するときの順番

川口の伐採でも、見積もりの入り口は写真です。LINEで木の写真と、だいたいの高さ、本数を送っていただければ、おおよその金額をお伝えできます。この記事の手順で撮った2方向の写真と、傾いた先を書いた1行を足せば、傾きの向きと倒す余地が写真の段階で読みやすくなります。

ただし、写真だけでは搬出経路や隣家との距離まではわかりません。確定の金額は、現地を見てからお出しします。

日程について、先に正直に書いておきます。作業日はご相談のうえで決めます。チェーンソーの音が出るため、住宅地での早朝と夜間の作業は行いません。土日に伺えるかどうかは、その週の予定しだいです。台風の予報が出てから日程を探すより、傾きに気づいた時点で写真を送っておくほうが、選べる日が残りやすいかと思います。LINEとフォームは受け付けています。

風が出てからは、木に近づかない

自分でできるのは、ここまで書いたまでです。傾いた木を自分でロープで引き戻したり、はしごで登って枝を落としたりはしないでください。傾いた木は、切った瞬間の重さのかかり方が読みにくく、思わぬ方向に動くことがあります。

写真を撮るのは、風が穏やかな日にします。すでに風が強くなっているなら、木には近づかずに離れていてください。そのうえで手を動かせるのは、傾いた先にある自転車や植木鉢、物干しを、風が出る前に別の場所へ移すことくらいです。

今日やることは1つだけです。傾きが気になる木を正面と真横から1枚ずつ撮り、傾いている先に何があるかをメモに1行書いておいてください。この2枚と1行があれば、冬まで待つか先に動くかを、写真を見ながら一緒に決められます。

この記事に関するよくあるご質問

落葉樹は冬に切るのがよいと聞きますが、台風前に傾いている木も冬まで待ったほうがいいですか
葉が落ちる11月から3月がよいのは、木が今の姿のまま立っていられる場合の話です。幹が傾いている木や枯れている木は、時期を待つ話ではありません。台風の前に倒れそうだと感じたら、季節にかかわらず動く側で考えます。
幹が傾いているかどうかは、どう見ればわかりますか
木を中心に90度ずらした2か所に立って、正面と真横から見ます。奥に向かって傾いている木は、1方向から見るとまっすぐに見えることがあるためです。建物の角や電柱など、まっすぐ立っている物を幹と同じ画面に入れて撮ると、傾きを比べやすくなります。
傾いた木が電線の近くにある場合はどうなりますか
倒すスペースが取れない場所では、木に登って上から順に切り下げるため、現地を見てからお見積もりをお出しします。枝や幹が電線に触れている場合は、作業の前に電力会社への連絡が必要になることがあり、その確認も提携業者が行います。

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