料金表の額に、現場まで来る費用が入っているか
伐採の金額を調べていると、樹高いくらで何円、という表にはたどり着きます。
けれど本当に知りたいのは、その額を払えば終わるのかどうかです。
表示された額のほかに、車で来る分の費用が乗るのか。
ここが分からないままだと、いくら表を見比べても総額が決まりません。
当社の料金表は、税込・1本あたりの総額で出しています。
樹高3m未満で11,000円、3〜5mで27,000円、5〜7mで52,000円。
この額には、枝を落として幹を輪切りにし、車まで運び出して処分するところまでが入っています。
切った木の量が読みにくいのは作業する側の事情なので、その分をあとからお客さまに回さない前提で金額を組みました。
処分費を作業後に追加で請求することはしません。
一方で、出張費は料金表に額を載せていません。
無料になる範囲をまだ整理している最中だからです。
決まっていないものを「無料」と書いてしまうと、あとで条件を付け足すことになります。
ですので、ご依頼をお受けする前にお伝えする、という形にしています。
つまり読者の側から見ると、料金表の額と最後に払う額が一致するかどうかは、出張費の1行で決まります。
逆に言えば、その1行さえ先に確かめておけば、あとは表を足すだけで総額の見当がつきます。
川口の伐採で、出張費の条件は距離だけでは決まらない
出張費と聞くと、遠いほど高い、という距離の話に思えます。
実際には、それだけではありません。
判断が分かれるところが3つあります。
ひとつは、対応エリアの内側か外側かです。
当社は川口市を中心に、蕨市・戸田市・草加市、そして鳩ヶ谷の一帯を回っています。
草加市は川口市の東どなりですし、戸田市も荒川沿いに移動できる距離です。
この範囲であれば、川口市の現場と同じ日程にまとめて伺うことができます。
同じ日に近い現場をつなげられるかどうかで、移動にかかる分の重さは変わります。
ふたつめは、行く回数です。
伐採は、現地調査で一度、作業日でもう一度、というのが基本の形になります。
当社の場合、現地調査もお見積もりも無料ですから、この一度目については費用が発生しません。
ただ、業者に金額を尋ねるときは、調査のときの分と作業当日の分を分けて聞いておくと、あとで話が食い違いません。
みっつめは、車をどこに停められるかです。
庭先まで軽トラックが入るのか、道路に停めて何十メートルか運ぶのか。
これは出張費というより搬出の手間の話ですが、住所を伝えないと業者の側が判断できない、という意味では同じところに引っかかります。
見積もりを頼むときに、先に伝えておく2つ
出張費の扱いを早く確定させたいなら、聞き方より先に、こちらから出す情報を増やすほうが早いです。
渡すものは2つあります。
ひとつは住所です。
番地までは要りません。
市名と町名までで十分です。
「川口市の〇〇町です」と一言添えるだけで、エリアの内側かどうか、その週のほかの現場とまとめられるかどうかの判断がつきます。
住所が分からないままだと、移動にかかる分の話が全部「現地を見てから」に流れてしまい、金額の全体像が最後まで出てきません。
もうひとつは、木の本数と高さの感じです。
高さは、人の背より高いか、2階の窓くらいか、屋根を越えているか。
この3段階で伝われば、料金表のどの区分に当たるかが分かります。
写真を1枚添えられるなら、そのほうが早いです。
ただ写真だけでは搬出経路や隣家との距離までは分からないので、確定金額は現地を見てからになります。
そのうえで、最後に1行足します。
「表示されている額のほかにかかる費用はありますか」。
この聞き方だと、出張費だけでなく、処分費も駐車の費用も一度に返ってきます。
項目名を指定して聞くと、指定しなかった項目が返事から抜け落ちることがあるためです。
返ってきた答えの、どこを読むか
答えは、だいたい3つのどれかになります。
金額が出てくる場合。
これがいちばん扱いやすく、料金表の額に足すだけで総額が決まります。
「かかりません」と返ってくる場合。
ここは、無料の範囲がどこまでかをもう一歩だけ確かめておくと安心かと思います。
現地調査のときだけ無料なのか、作業当日も含めて無料なのか。
多くはどちらも含む意味で言っていますが、確認は一往復で済みます。
「エリアによります」と返ってくる場合。
このときは、自分の住所を出したうえで、うちは無料の範囲に入るのかを聞き直します。
ここで住所を先に伝えてある効き目が出ます。
そして当社のように「整理中」という答えが返ってきたら、いつ確定するのかを聞いてください。
額が決まっていないこと自体は、ご依頼の前に伝わるなら問題になりません。
困るのは、決まっていないまま作業日を迎えて、当日に初めて聞かされることです。
着手の前に金額の全部が出そろっているか。
見るのはそこです。
見積書が届いたら、合計欄の下を1行読む
口頭で確認が取れていても、書面が来たらもう一度だけ目を通す場所があります。
合計欄の下です。
見積書は、上から項目が並んで、いちばん下に合計が出ます。
追加の条件が書かれるのは、その合計より下の欄になることが多いです。
「別途」「実費」「エリア外の場合」といった語が付いた行が1本でもあれば、そこが合計に入っていない金額です。
当社の場合、処分については料金表の額に含んでいますので、この位置に処分費の行が出ることはありません。
出張費については、確定した時点でお伝えした内容が見積書にもそのまま載ります。
今日できるのは、ここまでです。
見積もりを頼む文面に、市名と町名、木の本数、屋根を越えているかどうかを書く。
そして「表示されている額のほかにかかる費用はありますか」を1行足す。
この2つだけで、伐採の総額は依頼する前にほぼ固まります。
現地を見て変わるのは、木の傾きや搬出経路といった作業の中身のほうで、そこに行き着く手前で消せる不確かさは、先に消しておいたほうが後が楽です。
この記事に関するよくあるご質問
- 伐採の料金表に出ている額に、出張費は含まれていますか
- 当社の料金表は税込・1本あたりの総額で、伐採は玉切り・搬出・処分まで含んだ一式です。
処分費を作業後に追加で請求することはしません。
出張費については、無料になる範囲を整理している最中のため、料金表に額を載せていません。
ご依頼をお受けする前にお伝えします。 - 見積もりを頼むとき、住所はどこまで伝えればいいですか
- 市名と町名までお知らせいただければ、出張費の扱いを含めた話ができます。
番地までは、現地調査の日取りが決まる段階で構いません。
住所が分からないままだと、移動にかかる分の話がすべて「現地を見てから」に流れてしまい、金額の全体像が最後まで出ません。 - 現地調査に来てもらうだけでも費用はかかりますか
- 現地調査もお見積もりも無料です。
金額をご覧になってからお断りいただいて構いません。
出張費の扱いを確かめたいときは、現地調査のときの分と、作業当日の分を分けて聞いておくと、あとで食い違いません。