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屋根を越えた庭木の伐採は 〜写真1枚で高さを伝える撮り方〜

屋根を越えている庭木は、料金表の樹高見積もることが多いです。軒と棟のどちらを越えているかで区分が分かれる理由と、高さが伝わる写真の撮り方、を境に切る順番が変わる中身をまとめました。

高く育った庭木の幹と枝を下から見上げたところ
写真はイメージです

屋根を越えているなら、の区分で見ています

庭木の高さを聞かれて、メートル数で即答できる人はほとんどいません。巻尺を当てられる相手でもないので、当然かと思います。

見積もる側は、数字ではなく建物との位置関係で区分を判断しています。木のてっぺんが屋根に届いている、あるいは越えている。その状態なら、料金表の樹高にあたります。あたりです。枝を落とし、幹を輪切りにして、搬出して処分するところまで含んだ額で、作業が終わったあとに処分費を足すことはしません。作業時間はで約を見込んでいます。

半日仕事です。朝に伺って、片付けまで終えて昼過ぎに引き上げる、というくらいの分量だと思ってください。この時間の見立てが、そのまま金額の根拠になっています。

軒か、棟か。の境目はこののラインで分かれます

木のてっぺんが屋根のどこと並んでいるかを、2つのラインで見ます。

ひとつは軒。との外壁が終わって屋根が張り出しはじめるところで、雨樋が横に走っているラインです。もうひとつは棟、屋根のいちばん高い、瓦やスレートが左右に分かれる背の部分です。

木のてっぺんが軒より下に収まっているなら、樹高の区分で見ることが多いです。軒を越えて、棟より下に収まっている木が、にあたります。棟も越えて空に突き出している木は以上の扱いになり、この区分には金額を載せていません。倒す先が取れるかどうかで作業がまるごと変わるので、現地を見てからお出しします。

ご自宅の庭でなくても、この見方は使えます。空き家の様子を見に行ったとき、道路から建物と木を並べて眺めれば、どちらのラインを越えているかは分かるはずです。

川口の伐採で、写真から高さを読むときに見ているところ

川口の伐採のご相談では、LINEで写真を送っていただくことが多いです。そのときに、こちらが写真の中で探しているものは決まっています。

第一に、木の根元です。根元が写っていない写真だと、木の全長が分かりません。枝葉の茂った上のほうだけが写っている写真は、大きさの手がかりが何もない状態です。

第二に、建物か、大きさの分かる物です。屋根の一部が写っていればいちばん確実で、勝手口のドア、ブロック塀、エアコンの室外機でも構いません。これらは寸法の幅が狭いので、比べれば木の高さがおおよそ読めます。

第三に、撮った位置です。木の真下から見上げた写真は、遠近の関係で木が縮んで写ります。実際は屋根を越えている木が、写真では軒の下に収まっているように見えることがあります。この1点で区分がひとつずれます。

これらが揃っていないと、写真を見てもまでしか言えません。逆に揃っていれば、現地に伺う前の時点で、おおよその金額をお伝えできます。

なお、高さが分かっても金額が確定しないことはあります。搬出の経路や、隣家との距離、電線との位置関係は、写真1枚では読み取れません。確定した金額は現地を見てからお出しします。

を境に、切る順番が変わります

の区分はで約、の区分は約。同じなのに時間が1.5倍以上になるのは、作業の中身が入れ替わるからです。

未満なら、脚立や梯子から枝を落として、最後に根元を切って倒す、という流れで進むことが多いです。倒れた木を地面で輪切りにして運びます。

を超えると、まず倒すのに必要な地面の長さが伸びます。木の高さぶんの余地が敷地に取れなければ、そもそも倒せません。住宅地の庭でそれだけの空きがあることは多くないので、木に登って上から順に切り下げていく形になります。切った枝を落とすのではなく、ロープで吊って下ろす場面も出てきます。

そのうえ、幹が太くなるぶんあたりの重さが増えます。輪切りにする回数が増え、運び出す量も、処分する量も増えます。切る・下ろす・運ぶのすべてが積み上がった結果が、という見立てです。

つまり、金額の差は木の大きさそのものというより、その大きさだと採らざるをえない作業方法の差です。

今日のうちに撮れる3枚

外に出て、スマホで3枚撮っておいてください。それだけで、見積もりの精度が変わります。

1枚目は引きです。木の根元から先端までが画面に収まる位置まで下がって、屋根の一部を一緒に入れます。庭の中で下がりきれないなら、道路や隣の区画から撮って構いません。

2枚目は、幹の根元まわりです。地面から1メートルほどの範囲を写します。幹の太さと、周りに塀や物置があるかどうかが分かります。

3枚目は、木を背にして敷地の外側を向いた1枚です。切った幹を運び出す通り道がどうなっているかが写ります。

あわせて、切りたい木が何本あるかを数えておいてください。以上ある場合は、まとめて一式でのお見積もりになります。写真を撮って本数を数える。この2つが済んでいれば、あとは金額を見てから決めていただければ十分です。

この記事に関するよくあるご質問

木の高さが正確に分からなくても、見積もりは出せますか
メートル数で答えられなくて問題ありません。木のてっぺんが家のどこと並んでいるかで区分を判断します。軒より上で、棟より下に収まっていれば、樹高として見ることが多いです。
屋根を越えている木は、いくらになりますか
料金表の樹高にあたり、あたりです。枝を落として幹を輪切りにし、搬出して処分するところまで含んだ金額で、作業後に処分費を追加で請求することはしません。で約を見込みます。棟まで越えている木は以上の扱いになり、現地を見てからお見積もりをお出しします。
高さが伝わる写真は、どう撮ればいいですか
木の根元から先端までが1枚に収まる位置まで離れて、屋根の一部を一緒に写します。真下から見上げると木が実際より低く写るため、屋根と木のてっぺんの上下関係が読めなくなります。

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